現地7月1日、アイルランドのカラ競馬場でG2エアリースタッドステークス(2歳牝、芝1210m)が行われ、直線コースの外ラチ側で先行した1番人気のマトリカが残り2ハロンの手前で仕掛けられると、最後の100ヤードから先頭に立って押し切った。
1馬身3/4差の2着に外ラチ側で3番手を追走した3番人気のガンズバーグが続き、さらに2馬身1/4差の3着も外ラチ側の2番手から5番人気のアシュウィヤーが入線。2番人気のグランドジョブは内ラチ側で逃げるも残り2ハロンで捕まり5着に終わった。
マトリカはA.オブライエン調教師が管理するノーネイネヴァー産駒で、5月28日に今回と同じカラ競馬場の6ハロンでグランドジョブを3/4馬身差に下してデビュー勝ち。前走はロイヤルアスコット開催のG3アルバニーステークスで2着に敗れ、ここには連闘で臨んでいた。
この勝利を受け、大手ブックメーカーの『コーラル』は来春の英1000ギニーにおける前売りオッズを16倍台から15倍に、『ベットフェア』は9倍に設定。しかし、英競馬メディア『racingtv.com』によると、オブライエン師はマトリカについて7ハロンも問題ないとしつつ、G1チェヴァリーパークステークスを視野に入れて当面は6ハロン路線に留め置く方針とコメントしている。
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